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感劇歴2004

観劇リストのページです。
また、年度ごとに私的ランキングを設けました。インパクトによるひいきを 多くしてますので、観劇前の期待の低い劇団、初見の劇団ほど評価が高く なる傾向があります。


 観劇歴

2004年

1位 B級遊撃隊
    「Sの背骨」
2位 あおきりみかん
    「超喫茶で逢いましょう」
3位 ATOMIC GOOSE
    「サークル・ジョーク」


2004.11.13   あおきりみかん「超喫茶で逢いましょう」
 登場人物が多くてちゃんと各登場人物に個性も持たせてあって、よかった。小ネタ的バカバカとノリのよさで客を楽しませてくれる。
 重箱の隅をつつくと、6年前の様子と現在の様子を交互にやっていたのだが、ストーリー的な繋がりが弱かったことが残念。
2004.08.22   ATOMIC GOOSE「サークル・ジョーク」
 高い質で安定しているのは素晴らしい。でも、展開的にマンネリ感が拭えないのも事実。多分、前回比の意外性がないからだと思う。贅沢な悩みなんだろうけど…。
2004.06.26   離風霊船「渚家にて」
 イラク日本人人質事件をテーマにした話。この手のメッセージ性の強いものは、自分と意見が合わないとどうしても同調できず、よかったという印象にはならない。
2004.04.29   B級遊撃隊「Sの背骨」
 妙な雰囲気から始まった芝居も、珍獣の正体がわかっていくにつれ面白くなってくる。予想させない流れとその調和ぶりが見事。やっぱキャリアのある劇団だと思った。
2004.02.08   伊沢勉ひとり芝居「審判 ほろ苦きはキャラメルの味」
 予定調和。それだと芝居は面白くない…。熱演はしていたんだけどね。
2004.01.31   劇王U
・梅緒咲紀子「over sprit milk」
・くらもちひろゆき「花の命は短くて」
・山田健司「チューズデイ」
・久川徳明「ツキのあかりの、そんなヨル」
・品川浩幸「元パパ」
 キャスティング、キャラクタともうまい。さすがである。
・刈馬カオス「インスタント セックス フレンド」
・徳留久佳「ボルシチと針金」
・平塚直隆「爆笑王」
 この思わせぶりなタイトルでここまで楽しませてくれるのは素晴らしい。
・瀬辺千尋「たみちゃんの西瓜」
・山田健司「殺し屋」
・キタミコマエ「ストレート・ステッチ」
2004.01.24   楠美津香ひとり芝居「超訳ヴェニスの商人」
 一人で多人数を演じるために、モノマネを取り入れたのは感心。 なかなかよかった。芝居というよりは若干コントライブよりだけど。



感劇歴2003

観劇リストのページです。
また、年度ごとに私的ランキングを設けました。インパクトによるひいきを 多くしてますので、観劇前の期待の低い劇団、初見の劇団ほど評価が高く なる傾向があります。



 観劇歴

2003年

1位 離風霊船
    「ニューパラダイスシティ〜帰郷編〜」
2位 ATOMIC GOOSE
    「ゴーアップ!」
3位 燐光群+グッドフェローズ
    「C.V.R」


2003.12.22   NANジャガー「MOSAIQUE 〜剥落バーション〜」
 再演のためか、芝居として洗練された感じで楽しめた。前回とくらべ 一人役者が減っているなんて感じられないくらいに。
2003.11.09   ナイロン100℃「ハルディン・ホテル」
 劇団健康が前身の劇団。ナンセンス系だということは知っていたが、 もっと単純に笑いに走ってもよかったのかなあ…。でも、前半は結構楽し めた。でも後半を含めて3時間10分は長い。そんなに長くする必要が あったのかとやや疑問。
2003.10.24   燐光群+グッドフェローズ「C.V.R」
 舞台の上で何が行われるか、予め分かった上での演劇。コクピット・ボイス ・レコーダーに記録された墜落までの瞬間を、いくつか再現してみせる。 緊張感をずっと維持して見せるのは見事だった。ただ、ほとんど緊迫した 場面が続くので最後の方は疲れた。あの日航機の事故を最後にするべき だったのでは、と思ったのだけど…。
2003.10.19   エビス堂大交響楽団「我濫洞の娘 featuring 古代編」
 相変わらず楽しませてくれる。一週間後に神戸で行われる現代編が 垣間見えて、そちらも観たくなる。ただ今回は、物語に偏ったというか 演劇ならではの部分が少ないように感じた。
2003.09.24   黒テント「金玉ムスメ」
 見世物小屋の雰囲気がよくできて、見世物の前口上が素晴らしかった。 ただ芝居の内容から、古臭い感覚が自分としては少し苦手に思えた。
2003.09.??   MONO「京都11区」
 ユニークな登場人物を織り交ぜつつ、徐々に切迫した状況に陥っていく 芝居。
 舞台といい台詞といい、非常に作りこまれた感じがしました。
2003.08.23   ATOMIC GOOSE「ゴーアップ!」
 ビル管理会社の夜勤に様々な人がやってきて…というドタバタコメディ なんですが、そのキャラクタといい間合いといい素晴らしいです。 この劇団の作品中、1,2を争う出来栄えではなかったでしょうか?
2003.08.09   KOP「前世倶楽部 King&Queen」
 前世役と現実が交錯し、微妙な人間関係が漂う舞台。所々に客におやっと 思わせる演出があって楽しませてくれました。
2003.07.xx   木彫りの熊「雨宮探偵危機一髪」
 ちょっと登場人物のキャラクタやストーリーが弱かったように思えます。 煮詰めれば面白くなったであろうだけに残念。
2003.05.30   離風霊船「ニューパラダイスシティ〜帰郷編〜」
 素晴らしい。徐々に明らかになっていく閉塞的状況、そしてちりばめら れたコメディ。バランスが素晴らしい。今まで観た芝居の中でも5本の 指に入るくらいだと思います。ラストの炎に包まれる屋敷もいい絵を見せて くれました。
2003.05.25   演劇弁当猫ニャー「弁償するとき目が光る」
 ナンセンス的なコメディ。うまい。楽しませてくれる。でもお笑いに 徹していないような感じがちょっと微妙。東京で人気の出てきている劇団 らしい。こういう芝居をやっていく劇団にしては、劇団員の年齢層が幅広い ことに驚きました。
2003.05.25   PERFORMERS「?」「gem 〜BLOODY HEAVEN〜」
 SFのファンタジー世界な話。生バンドを使ったり、役者がマイクを 持って歌ったりと試みが面白いです。でも、登場人物の雑談的な台詞が多い ように記憶に残っており、緊張感をもっと盛り込んでほしかったです。
2003.04.20   I.Q.150「東仙台物語」
 ファミリーコメディといった感じのドタバタ劇。25年の歴史があるだけ に安心して観られる芝居でした。でもふと振り返ってみると、東仙台という 部分はどこにあったのだろうと疑問が残ってます。
2003.04.12   遊色市場(番外公演)「心の旅 〜背中の地図〜」
 舞台設定は「春夜光」に似ているのですが、ドラマも遊びもありました。 盗賊団が出てきてから、俄然よくなってきて楽しめました。
2003.03.21   劇座18期卒業公演「この生は受け入れがたし」
 卒業公演だけに役者に心配もありましたが、杞憂でした。床板まで 敷き詰めての事務室の再現に加え、姿見の鏡を舞台の奥に置いて、舞台袖 の死角の白板を鏡に映した状態で客に見せる仕掛けでした。当然、役者は 鏡に映った文字を書くことで客に普通に文字を読ませます。客席横に正し く描かれた文字や図の解答つきというサービスも。
2003.03.21   時計の下「春夜光」
 抜け忍も国盗合戦もなく、ラブコメ。コメディならコメディに徹した 作りが欲しかったなあ。ちと残念。
2003.03.03   Conceopt theater edge「隠れる演劇」
 居酒屋を店そのままで舞台化を試みた実験劇。客は客同士の会話を してみたり、出演者に聞き耳をたてたりと、その空間としては面白かった けれど、芝居としてはどうかなと思いました。特に「芝居を日常に溶け 込ませる」ことは、演劇と相入れないように思いました。
2003.03.02   NANジャガー「メタル・ウェスタン」
 毎回、着ぐるみを登場させて楽しませてくれます。今回は巨大うさぎが 素晴らしかったです。
2003.02.02   GEKIDANxGALAXY「SKY FISH」
 ダンスあり、ハリボテロボありで、楽しめました。ただダンスや映像 ・美術のコラボレートが、演劇に新しい何かを与えることを期待したの ですがそれはちょっと違ったみたい。でも、交流の幅が広がることによ り、新しい流れが生まれればいいかなと思います。
2003.02.01   劇王
・赤井俊哉「耳鳴りが聞こえる」
・山田健司「カプセル(大)」
・杉本朗明「仇討ち」
・渡山博祟「ネンネの日記」
・キタミコマエ「円満バナナ加工株式会社・甘栗事業部」
・品川浩幸「初恋のひと。」
・渡辺千尋「お空の花壇」
・平塚直隆「愛の無断駐車」
・久川徳明「待合室」
・刈馬カオス「3OUT change!」





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