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栄華な 映画 の部屋  2003





2003.11.15 東別院NBNホール
「最初の恋・最後の恋」
監督:当摩寿史
主演:渡部篤郎、徐静蕾
 なんか昔の定番の恋愛映画という感じ。病気で死が迫っているけれど、 闘病生活は描かない。だから、起・承まで見せられて終わってしまった 映画という気がする。それで「永遠」と言われても何か今一つな感じが する。
 まあ、文部省推薦の映画かも。


2003.11.15 東別院NBNホール
「ファインディング・ニモ」
監督:アンドリュー・スタントン
声優:木梨憲武、室井滋
 ディズニー・CGアニメの傑作。海の中の様子を見事に描いており美しい。 写実的だったり、ディフォルメされていたり。CGがここまで来た、という 技術の進歩が感じられる。加えて、木梨憲武や室井滋の声優ぶりがいい。 そして、それぞれのキャラクタもいい感じです。特にサメ達とか。


2003.10.17 愛知勤労会館
「死ぬまでにしたい10のこと」
監督:イザベル・ヘコット
主演:サラ・ポーリー
 若くして結婚した娘が、ガンで余命2・3ヶ月と言われた物語。なんというか 「感想がない」ということが感想です。死を扱う映画なんですが、不安を描いても 悲壮感を描いていない。闘病生活を描いていない。タイトルの10のことは、必ず しも実行に拘っていない。なんか、こだわりとか訴えるとかはないです。でも、 退屈することなく観れました。けれど、これと言った印象や、夢中になったという 感覚がないんですね。だから、感想がないという感じでいます。


2003.10.11 名古屋市公会堂
「ロッカーズ」
監督:陣内孝典
主演:中村俊介、小泉今日子、大杉蓮
 陣内孝典初監督作品。亡くなった自分のバンドのメンバー、谷が事実上の 主役としての映画になっている。まあ、ベタでTVドラマちっくなゆるい 娯楽映画だろうなと思っていたが、これが面白い。やっていることは予想 されたそれに近いのだけど、なぜか面白い。時間を忘れるくらいだ。 この面白さは多分、テンポの良さからくるのだと思う。ネタとしては ベタでも、テンポがいいのでのどごしがよく、うまく消化されるのでは と思う。加えて、大物を脇に使っていることがなかなかいい味を出して いる。


2003.09.30 名古屋市公会堂
「陰陽師2」
監督:スティーブン・ノリントン
主演:野村萬斎、中井貴一、伊藤英明
 前作にくらべ、スケールや内容がパワーアップしている。前作は、ほぼ 驚いているばかりの伊藤英明の役が今回は活躍しているし、野村萬斎が舞 を見せたりと見所が多い。ただCGは相変わらずなので「少林サッカー」 や「英雄 HERO」が出回ったあとの作品としては物足りなく思える。


2003.09.19 中小企業センター
「リーグ・オブ・レジェンド」
監督:スティーブン・ノリントン
主演:ショーン・コネリー、スチュアート・タウンゼント
 設定をきいただけで突っ込み所が多くやばいと感じられる映画。 大英帝国超紳士同盟ということで、歴史的ヒーロー、透明人間とトム ソーヤと冒険家とヴァンパイアとネモ船長と不死身の男とジキルと ハイド氏をメンバーに加え、悪の組織と戦うというもの。
 人選に疑問を感じることもさることながら、ジキルとハイドって それハルクじゃないのかという曲解的な設定も、いかにもハリウッド 的な開き直りというものだろうか。
 でも実際に観てみると意外にいい映画だったりする。…が、少し 足りない。ストーリー展開が甘いというか安直で、どうも中高生向けな 映画かなと思えてしまう。


2003.09.12 今池ガスホール
「シモーヌ」
監督:アンドリュー・ニコル
主演:アル・パチーノ、レイチェル・ロバーツ
 いかにもハリウッド的娯楽映画。わかりやすくて予想通りである。 でもそれが結構面白さにつながっています。最後が家族愛で大風呂敷 を広げるあたりもいかにもですが、いいです。


2003.09.05 愛知厚生年金会館
「ブロンドと柩の秘密」
監督:ボグダノヴィッチ
主演:キルティン・ダンスト
 眠い。「スパイダーマン」で酷評のヒロイン女優がかなり頑張っている。 けど、眠い。
 何故眠いかを考えてみると、恋の三角関係が見ている側にとってどうでも いいのだ。脇を固める役者にも要因があるが、主演女優が…。もっと違った 役ならよかったかも知れない。


2003.08.27 名古屋芸術創造センター
「ロボコン」(ロボットコンテスト)
監督:古厩智之
主演:長澤まさみ、小栗 旬、伊藤淳史、塚本高史
 ロボットコンテストの映画です。ビラをみると4人の生徒が写っています。 そのうちの一人がいかにも理系な感じの女子ですが、だまされてはいけま せん。映画ではずっとかわいいです。
 序盤は、どの役者もそんなに魅力があるわけでもないので、やっぱB級作品 なんだろうなあというイメージが拭えないです。でもロボットコンテストの 対戦が始まると、俄然盛り上がってきます。そうロボットコンテストが、正に アイデアの賜物であることがわかります。さすがNHK、さすが九州の高専の 全面協力だけあります(でも舞台が中国地方なのになぜ?)
 そして準決勝で第一ロボット部(主人公らは第二ロボット部)との対戦が 凄い。相手が「指定した場所に載せた箱を、落としてはいけない」という ルールを最大に活かしたあの置き方をします。学生にあんな精度のロボットが ほんとに作れるのかよと疑ってしまうのですが、優勝の常連チームを思わせる 凄い戦略です。それを見事に攻略して見せる主人公ら。このアイデアは凄い の一語につきます。このシーンだけでも(まあ最大の見せ場なんで)観る 価値があります。
 さらに、要所要所のシーンでの小粋な演出も気が利いてます。  邦画はあまり観ないのですが、今年最高の邦画ではないでしょうか? 全ての理系の人に観てもらいたいし、文系の人も楽しめる、多分楽しめると 思う、楽しめるんじゃないかな、などと覚悟はしておけって作品です。


2003.06.27 ピカデリー6
「チャーリーズ・エンジェルズ・フルスロットル」
監督:McG(マックジー)
主演:ドリュー・バルモア、メグ・ライアン、リューシー・ルー
 前作からのボリュームアップ、デミ・ムーアの共演と文句無しと 言いたいのだが2番煎じ感が否めない。楽しめるのだが、やはりこの 映画は上品ではなく、やんちゃが売りなんだろうと思う。
 でもモトクロスシーンは圧巻。 360°カメラはああ使えっていう 一つの例と言ってもいいでしょう。


2003.05.11 春日井コロナ
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
監督:スティーブン・スピルバーグ
主演:レオナルド・デカプリオ、トム・ハンクス
 事実を元にした映画。なかなか楽しませてくれて、140分近い時間も 意識することはなかった。
 ただ設定が練り込んでいなく安直な感じもある。専門知識が問われる 医者や弁護士に成りすまして、ばれないものだろうかとか、いかにも 頭の弱そうな女性に惚れたり(その理由が観て感じ取れない)とか。



2003.04.23 中小企業センター
「あずみ」
監督:北村龍平
主演:上戸彩、オダギリ・ジョー、原田芳雄、竹中直人
 よくも悪くもビジュアル重視の映画。ビジュアル重視が過ぎるために リアルを捨てていて、ちょっと無理を感じる場面が多い。特に殺陣とか。 そこに目をつぶれば、脇を固める役者たちやセットなど、金も意気込み も十分にかけた映画である。映画を見終わってからビラを見て、あれが オダギリー・ジョーだったのかと驚いたし。
 上戸彩主演の映画として考えれば、見事であろう。凛々しく美しく 撮れているし、役者のキャリアのない部分を演出で補っている。
 …加藤清正のあのシーン自体全体はない方がいいんじゃないかな?


2003.03.10 愛知県勤労会館
「タキシード」
監督:ケヴィン・ドノヴァン
主演:ジャッキー・チェン、ジェニファー・ラブ・ヒューイット
 面白い。ジャッキーのアクションとハリウッドの正しい融合だと思う。 ジャッキーだけを見ると、まあお勧めできる映画かなという感じだが 女優のヒューイットがとてもいい。撮り方によって、見え方が随分と 変化する女優だし。期待を裏切らない映画になっていると思う。


2003.02.11 中小企業センター
「ロード・オブ・ザ・リング 2つの塔」
監督:ピーター・ジャクソン
主演:イライジャ・ウッド、リブ・タイラー
 第1部は観ていなくて、予備知識もなく観ました。
CGによる異形の生物、万単位のエキストラ(実際は2600人)など、 スケールが違う。世界観も凄い。だが、カメラワークが眠たい。淡々 とした話の進み方も眠くなる。人物関係もつかみにくい。オールナイト で見たら、熟睡できそうである。長いし。


2003.02.10 愛知芸術文化センター大ホール
「007 ダイ・アナザー・デイ」
監督:リー・タマホリ
主演:ピアーズ・フロナスン、ハル・ベリー
 世界を股にかけるロケと、派手なアクションで楽しませてくれる。 そのてんこ盛りが凄い。金のかけ方が違う。
けれどいくらサービスがてんこ盛りでも、映画が長めなため観ててちょっと 疲れる。ラストの方、寝てしまいました。


2003.01.25 県勤労会館
「旋風の用心棒」
監督:川原圭敬
主演:仲村雄浩、川原亜矢子
 なんだかなあ。まず、テンポの遅さが気になる。「用心棒」のファン向けの 配慮であろうか。次に特撮ヒーローもののようなイメージを受ける。主役と 子役の場面が序盤に多いからだろう。そして話が進み、ラストの映写室 の銃撃シーンからラストにかけてが微妙。黒幕をしっかり描く前にやって しまうのはどうも消化不良になる。


2003.01.09 愛知県勤労会館
「壬生義士伝」
監督:滝田洋次郎
主演:中井貴一、佐藤浩一、三宅裕司
 中井貴一の演技が素晴らしい。中井貴一とその他大勢の映画と言っても 過言ではないだろう。
 ちょっと重箱の隅をつつくと、切腹前のモノローグが…長い。心なしか、 どんどん元気になっていく感じもあるし。あと沖田総司が何かあやしい感じ が微妙。結局何もなかったし。


おまけ ビデオ観賞 「ユージュアル・サスペクツ」
監督:ブライアン・シンガー
主演:ガブリエル・バーン、スティーブン・ボールドウィン
 何げなく観れば傑作になりそう。予備知識はない方がいいが、それでは これを観る機会もなさそうなことが残念。
 5人の百戦錬磨の常連の容疑者と、忍び寄る伝説の男の存在。最後に生き 残ることが出来たものは…?


「アザーズ」
監督:アレハンドロ・アメナーバル
主演:ニコール・キッドマン
 とある映画の公開以前なら、傑作となり得た作品。パズルのピースが 徐々に与えられ、当てはめていくと徐々に浮かび上がっていくその真実、 といった感じの作品であろうか。
 古い屋敷、美しい未亡人、そしてその幽霊の正体は…?








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