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猪木イベント



 激動の人生を生き抜き、その人脈を活かして人生を謳歌している新日本 プロレスの「神」アントニオ猪木。周りの人は結構迷惑しているような 気がしますが、ファンとしてなんだか楽しい存在で、興味を惹かれます。 アントニオ猪木監修の人生ゲームもあるらしいし。 「猪木が笑えば、世界が笑う」も伊達ではありません。
 猪木系イベントの試合から「これは!」と思ったのをピックアップし 記事にしていきます。




2003.12.31 INOKIボンバイエ 馬鹿になれ 夢をもて
○藤田和之vsイマム・メイフィールド×
 寝技が20秒以内しかダメならスタンディング・スリーパーで仕留めれば よいではないか。まあ、要は捕まえられるかどうかの試合だったが、 動きのいい藤田がタックルで何回か捕まえ倒した後に、スタンディングで 捕まえ、肩固めで仕留めた。その前に腕を足でロックした袈裟固めをかけた が、それでやる気をなくさなかっただけでも、相手を褒めるべきであろうか ?
○エメリヤ・エンコ・ヒョードルvs永田裕志×
 負けたけど、永田に進化が見られた。でも、思い切りの悪さもあって ちょっと残念。
○ジョシュ・バーネットvsセーム・シュルト
 自分的メインカード。身長に加え、長い手足のセーム・シュルト。デカイ 体で、普通の総合格闘家の動きのできるバーネット。タックルでバーネット が攻めていって、苦戦の上、腕ひしぎ逆十字固めを決めた。途中、バーネッ トが足を攻めていたことが分からない。足は、決めにくく失敗したときの リスクが大きいので、半ば「やってはいけない」ものと言っても過言では ないであろうに。
○ステファン・レコvs村上和成×
 予想通りであったが、強気を貫いた村上を褒めるべきかも知れない。
○レネ・ローゼvs安田忠男×
 あーあ。一応惜しかった。押し倒すときに捻られて上に乗られたのが敗因。 …しかし、負けたら自己破産って何だよ!
2003.12.31  Dynamite!!
○ボブ・サップvs曙×
 予想以上に頑張った。押しているのだ、曙が。だがスタミナが続かない。 1分間も経たないうちに動きが鈍くなっていくことがわかる。2分も経た ないうちに突っ込んで組み合うだけになった。ボブのパンチが決まるべく して決まってボブ・サップの勝利。スタミナが持続すれば、名勝負となり えただけに残念だった。技術の問題でなく、体力の問題だったようだ。


2002.08.28  Dynamite
○ミルコ・クロコップvs桜庭×
 プロレスラー・ハンター・ミルコとの対戦。なかなかいい感じで始まっ たが、タックルを切られ苦戦。やっと捕まえたと思ったら1R終了。 2R後半、桜庭の動きが悪くなり、桜庭の負け。寝技のみの対戦相手 がほぼいなくなった状態で、桜庭の威信復活はあるのか? 決して 勝ち目がない訳ではないのだが。
○吉田秀彦vsホイス・グレイシー×
 既に高田によって攻略法が確立されたホイスですが、それでも落ち着いて 試合に望んだ吉田は大したものだ。じっくり取り組んで、縦四方固め からの締めでTKO。吉田の体でホイスの顔が見えない状態だったので 止めざるを得なかったレフリー。やはりホイス陣営は、TKOを取る べきでないと反発。
 吉田は瞬発力や年齢から、打撃系の選手を相手にすることは無理かと 思われる。対ヒクソンの切り札かなあ。
○ノゲイラvsボブ・サップ×
 フットボール出身の巨体のボブサップ。しかし、打撃も寝技もできる ノゲイラの敵ではないと思っていた。ところが、タックルをうまく切る から大苦戦。ノゲイラは打撃のみでも十分やれると思うが、動きにキレが なかった感じがする。それとも大柄な選手は、打撃とタックル防止が あれば、かなりやれるのであろうか? ○セーム・シュルトvsアーネスト・ホースト×
 その体格の違いから、大人と子供との試合に近いと言ってもいいくらい。 自分の間合いに入ることすらままならない。格闘技において、体格は 絶対的な武器になると、つくづく思わされる試合だった。


2002.08.08  UFO LEGEND
○小川直也vsマーク・ガファリ×
 図体の大きなガファリ。動きは鈍いが、捕まったりしたら大変だろう という感じです。「体重差?kg。テンパってました。」という割には、組み にいったりと余裕かいま一つの調子のような試合運び。パンチが一発入り、 「もうやめて」という感じでガファリがうずくまり、試合終了。
ちょっと消化不良ぎみ。
○ノゲイラvs菊田×
 アブダビ・コンバット寝技世界一の称号を得ても、体格差がそのまま 力の差になるだろう。そしてノゲイラには打撃がある。
 そういう予想を立てて見ていたが、意外に善戦した。疲労したところを 打撃一発でやられてしまったが、寝技で勝負をつけさせなかった分、よく やったと思う。


2001.12.24?  PRIDE:K1vs猪木軍
○安田忠夫vsジョレム・レバンナ×
 格闘経験量からの好カード。安田ストーリーを試合前に流し、ゴング が鳴る。打撃の攻守も反射神経も持ち合わせていない安田には、密着戦で 打撃を防ぐ以外にない。その選択肢のなさが、好勝負を生み、安田の勝利 に繋がった。
 でも、安田は総合格闘では難しいだろうな。
○ミルコ・クロコップvs永田裕二?×
 総合格闘技でいくつか失敗してきた永田だけに、期待をしていた。 ところが試合が始まると、間合をとって様子を見ている。その距離は 打撃の間合だろ、と思っているうちにハイキックが命中し、永田の 負け。あのハイキックは防ぎようがないとは思うのだが、密着戦で 勝負という発想・訓練はなかったのかと残念に思う。


2001.08.19  「K−1vs猪木軍団」
○ミルコ・クロコップvs藤田和之×
 K−1の舞台で、「K−1vs猪木軍団」が行われました。その中でも 注目のカードは、藤田和之vsミルコ・クロコップです。
驚異的なタフネスでPRIDEで活躍するプロレスラー・藤田和之。ただ 器用な選手でなく、食らっても向かっていくタイプです。その点が逆に カードとして成立する、K−1側に勝機のある部分でした。しかし 捕まえてしまえば藤田の勝ちは確定するので、藤田が勝って当然のカード と言えるものでした。
 しかし結果はミルコのTKO勝ち。内容としては、2度のタックルで 藤田がミルコを捕まえたものの、ミルコの膝蹴りによってこめかみが切れ 大量の出血を伴ったのでレフェリーストップ。けれど藤田は元気で 「何故止めた」という様子でした。
 藤田のスタイルとしては「食らっても捕らえる」なので、あれでいいの かも知れません。でも、タックルがあまりにも不用意であったことは事実 でしょう。両者の試合内容はともかく、K−1石井館長とPRIDEプロ デューサー猪木の戦いとしては、石井館長に軍配が上がるでしょう。
 後日、格闘技雑誌で読んだのですが、ミルコは狙って出血させたそうです。 おや、と思います。あの結果は、K−1vs猪木軍団の序章として最高の 試合でした。しかし、「膝蹴りで出血させTKO」というのは狙ってできる ものでしょうか? 何やらきな臭いものを感じます。そしてあの試合で最も 敗北を感じているのは、ミルコ自身のはずです。自分の膝蹴りで相手を止める ことができず倒されてしまった。そしてもし試合がレフェリーによって止めら れなかったことを考えたら、ミルコは料理されるしかなかったでしょう。 そう考えれば、K−1vs猪木軍団の試合を2度とやろうとは思わないはず です。


2000.12.31  猪木祭り INOKI BOM-BA-YE
第1試合:○藤原喜明vsジャスティン・マッコーリー×
(10分10秒 腹固め)
 地味なグランドの展開だったが、最後が素晴らしい。挑発されて仕掛けた タックルを、斜め?に切ったかと思えばそのまま腹固め。
第2試合:○サスケ、松井大二郎vs小路晃、宇野薫
(20分00秒 ラマヒストラル)
 素晴らしい。この試合だけでも元が取れそう。総合格闘家もプロレスが できるではないか。こりゃ、インディーとか大団体の中堅以下とかでくす ぶっている方々は、自分のあり方について考え直した方がいいのでは、 と思えるほどだった。ある意味、衝撃的映像である。でも宇野薫は、受ける 方は慣れていないようで3カウントを取られる。
第3試合:○アレク、ルッテンvsロドリゲス、佐野
(16分03秒 羽根折り首固め)
 ちょっと渋目の格闘技的プロレス。しかし、前回の試合で地味な印象が 拭えない。後半、佐野がプロレスを思い出しアレクに対し攻めていたが、 すっと変わったルッテンがダブルアームSで投げ、くるっと回ってWAR スペシャルで即座にギブアップを取る。
第4試合:○橋本真也vsグッドリッジ×
(9分04秒 逆片エビ固め)
 橋本は序盤にパンチ連打を食らいダウン。しかし、その後ローキック 2発を当て、一気に流れが変わるかと思いきや、まだまだ戦いは続くので あった。しかし、袈裟固めからなんでマウントを取られるんだ? グランド の技術に問題を感じる。一時はグッドリッジがキックを怖がって、組みに 来ているのにそれも活かせない。アンクルホールド?やボディスラムまでも もらいながら、怒りにまかせたグランドの頭つきから片逆エビで辛勝。
第5試合:○小川直也 VS 安田忠夫×
(1分38秒 スリーパーでTKO)
 安田はゴング直後にラッシュをかけ、コーナーに追いつめる。しかし小川 の打撃の前になす術はなく反撃を受け続け、スリーパーで終わり。
第6試合:×永田、飯塚vsケアー、コールマン○
(12分29秒 袈裟固め)
 打撃と寝技とパワーを持つケアとコールマン。どこまで戦えるのだろうと 思ったが結構善戦した。攻めればちゃんと効果がある。しかし、打撃の ラッシュは凌げないようで、コールマンの怒りの打撃から強引な袈裟固めで 勝ち。
第7試合:○桜庭和史 VS ケンドー・カ・シン×
(19分07秒 腕固め)
 桜庭はサービス精神満点である。だがプロレスラーとして見た場合、それ は何か違うものになってしまう。よく考えてみれば桜庭は、プロレスラー としての実績はないからなあ。
カシン風マスクにレガース姿。マスクは途中でカシンに剥がれたが。序盤は グラウンドの攻防に沸く観客。5年前の愛知県体で同じ事やっても受けず WCタイムになったのだが(苦笑)、桜庭はミサイルキック、カウンター ドロップキック、ブレンバスター、ブランチャ(自爆もあり)など披露。 最後はカシンが雪崩式を狙ったのを抵抗した桜庭が、そのままコーナー上 でカシンの腕を決めて勝利(^^;
第8試合:○高田、武藤vsケン・シャムロック、ドンフライ×
(24秒13秒 バックドロップからの体固め)
 武藤はフードつきガウンで入場し、コールされ、これを取るとなんと スキンヘッド!日本組は奇襲をしかけて場外乱闘。高田はケンにハイキック、 ミサイルキックを放ち、フライのストレートアームバーを受けてのフォール を狙う。外人組は武藤の膝を狙っての攻めで優勢に攻める。後半高田が攻め 込まれるが、武藤はなぜかカットに入らない。高田はプロレスラーでなく なったためか、何か華がない。武藤はやっとカットに入るもケンに阻まれ 入れない。ドラスクで脱出するも動けず救出できない。しかしなんとか 逃れた高田が、最後はバックドロップでピンフォール。最後があっさりで あった。
 試合後、フライとケンが仲間割れして乱闘に。フライの暴れっぷりが凄い。 試合よりも見物だ。いいキャラクタだ(^^。
第9試合:△アントニオ猪木 vs ヘンゾ・グレイシー△
(時間切れ引き分け)
 まあ、エキシビジョンなんで。猪木は今日も元気です。

おまけ:除夜の鐘108人闘魂注入。
 端から見たら変な宗教かも。108人選抜された観客に、途中から選手も 混じる。DSE森下社長も受け、おおはしゃぎ。最後は藤波新日本プロレス 社長。





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